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ISG2020†
報告者:平山 2020-10-18
2020年10月6日(火)-9日(金),ISG's 12th World Conference of Gerontechnology が開催されました.
本来であればノルウェーでの開催でしたが,コロナウイルスの世界的な感染拡大により,完全オンラインでの実施となりました.
このカンファレンスには,主に『ジェロンテクノロジー(Gerontechnology)』の研究に携わる人々が参加し,高齢者ケア,認知症ケア,福祉などのトピックに関して,多数のプレゼンやポスター発表が行われました.
全体を通して,ロボットやコンピュータなどの技術介入によって問題解決を図ることを目的とした研究がたくさん紹介され,我々の研究室で行われているスマートヘルスケア研究に通ずるような内容が多い印象を受けました.
今回,中村先生,平山,三浦さんの3人が発表者として参加しました.発表題目は,
- 中村先生:Developing a Smart System Encouraging Self-Aid and Mutual Voluntary Aid for Elderly People at Home(ポスターセッション)
- 平山:Measuring user-defined facial features for supporting scientific long-term care(ポスターセッション)
- 三浦さん:Implementing Ming Monitoring Service for Elderly People at Home Using LINE Chatbot(オーラルセッション)
です.
中村先生が発表をされているところです.オンラインのポスターセッションということで,手元の画面を参加者に映しながら話す,というスタイルになっています.
三浦さんのプレゼンビデオが再生されているところです.
平山が発表しているところです.
今回,初めてのオンラインポスター発表となりましたが,相手の声が聴きとりづらかったり,自分が話している部分を見失ったりと,あまりうまくいかなかったことが悔やまれます.それでも,私の発表を聴いてくださった方がいたことは光栄であり,全体としてよい経験ができたと思っています.
オープニングセレモニーでノルウェーの映像が流れたりするのを見ると,改めて現地に行ってみたかった,とも思いますが,他のオンライン会議に漏れず,気軽に参加できるメリットもあったのかなと感じます.
次回のISGカンファレンスは2022年,韓国のテグ市で行われるそうです.そのころには現在の世界的動乱が収束していることを願います.