他サービスとの連携を考慮した時間駆動型ホームネットワークサービス基盤の拡張 †先行研究:時間駆動型ホームネットワークサービス †時間の概念を導入した家電制御サービス時間駆動型ホームネットワークサービスを提案しました. 時間駆動型ホームネットワークサービスと他サービスの連携 †今日,地図・検索などソフトウェアの便利な機能がサービスとしてネットワークに公開され,様々なアプリケーションと組み合わせて(マッシュアップ)高度なアプリケーションの迅速な開発が可能となってきています. 拡張E1:タスク登録のためのインターフェースの公開 †時間駆動サービスは外部へ公開されていないため,他サービスからの利用が不可能となっています.そこで,インターフェースを外部へ公開する事で他サービスからの利用を可能とします. 拡張E2:標準的なインターフェースの利用 †現状の時間駆動サービス実行基盤では,専用のGUIを用いる必要があるため他サービスとの連携が難しくなっています. ケーススタディ †マクロ連携サービス †マクロとは,「特定の操作手順をプログラムとして記述して自動化する機能」を指します. HNSにおけるユーザによって頻繁に行われる機器操作をマクロとして保存し,必要な時に応じて簡単に実行できるような仕組みを提供するマクロサービスを作成しました. TD-HNSと連携する事で,マクロとして登録されている機器操作群が指定時刻に実行されます. スケジュール連携サービス †スケジュール管理サービスとは,「個人がスケジュールを管理する事で出来るサービス」であり,ネットワークを通じて利用できる主なものとしてGoogleより提供されているGoogleカレンダーや,Plaxoより提供されているplaxoが存在します. 一般に,スケジュールは「2009年12月20日10時00分」で表されるように日時と内容より構成されています. また,スケジュール内容に応じた機器操作を実行するために,「ルール」を設定する必要があります. 発表文献 † |