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中国・洛陽理工学院を訪問しました

報告者:中村 2017-05-19

2017年4月27日〜28日に,中国・洛陽理工学院を訪問しました.

この大学では,中村の昔の奈良先端時代の教え子である 閻 奔 さんが先生をしていて, 以前から機会があれば行ってみたいと思っていました. 今回,鄭州である国際会議ICMTEA2016に鈕龍君と参加するので, 良い機会と思い,行ってきたのです.

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洛陽理工学院は,中国・河南省・洛陽にある学生数2万人ほどの総合大学です. 閻先生の所属するソフトウェア学科は,西キャンパスの歴史のある建物にありました. キャンパスには川が流れ,緑がいっぱいで,美しい風景でした.

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閻さん曰く「研究の打ち合わせをするだけでは勿体ないので, 学生に講義してください」.それなら喜んでと,最近取り組んでいる バーチャルエージェントを活用した個人適応ケアの話をしました.

プレゼンは英語で準備していったのですが,「学生は英語が分からないので, 日本語で話してください」との要望.閻さんが同時通訳で1コマの授業をしました. 聞いてくれたのは,コンピュータサイエンス学科の1年生と3年生,約150名ほどでした. みな一生懸命聞いてくれました.

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せっかくなので,鈕君にも話してもらいました. 主に日本での留学生活,研究の話をしたようです. 学生は興味津々で聞いていました.

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講義のあとは,副研究科長の楊先生とお話ししました.中国の大学教育の事情を いろいろ聞きました.将来的に大学間協定等が結べればよいですねと話しました.

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講義と研究打ち合わせの後は,洛陽郊外にある龍門石窟に連れて行ってもらいました. 敦煌や雲崗とならぶ,中国3大石窟の1つで,北魏〜唐時代のものです.

今から1500年昔に彫られた仏像が大迫力でした.当時は,遣唐使として日本から 沢山の留学生が中国に渡り,奈良に技術や文化を持ち帰ったことを思うと 感慨深いものがありました.

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閻先生とは,これからもスマートサービスの共同研究を続けていく予定です. 学生の交換訪問のような形での交流も考えていきたいです.


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Last-modified: 2017-05-19 (金) 20:04:43