報告者:三浦 2020-09-15
2020年8月21日,22日に行われたHCS研究会に,平山・三浦が参加しました. HCSは人間のコミュニケーションを支援するための通信技術に関わる基礎的な研究について発表・討論している研究会です.
今回のHCS研究会では,対面でのコミュニケーションが制限されている昨今の状況において,
これまで以上に人々の繋がりや心身の健康に注視しなければならないという背景を受け,
「人と寄り添うコミュニケーション支援」をテーマに研究発表が募集されていました.
平山君,三浦は「高齢者支援」の研究を行っていますが,人と寄り添うコミュニケーションというテーマにマッチするのではないかと考えたこと,
また,研究会を通し,ヒューマンコミュニケーションに関する研究について様々な知見を得たいと考えたことから,この研究会への参加を決めました.
それぞれの発表題目は以下のようになっています.
三浦:在宅高齢者を対象とした「こころ」の見守りサービスのフィードバック機能実装と評価
平山:表情センシングサービスを用いた在宅高齢者向け動画再生アプリの評価
今回の研究会は新型コロナウイルスの影響で,全面オンライン形式での発表となりました. 平山君・三浦はともに2日目の22日の発表でした.
オンライン形式での一番不安なのは回線落ちや音声不具合などの障害.
そんなことがないよう入念に準備をしていたはずでしたが,発表中音声が途切れてしまうという事態が発生...
なんとかすぐに音声途切れも解決し,最後まで発表できましたが,再発防止に努めたいと思います...
一方,平山君の発表は三浦のような不具合もなく,大変スムーズに行われました.
平山くんは自宅から研究会に参加していたため,発表中の写真は撮れなかったのですが,
美しい発表スライドはきちんと写真に収めさせていただきました.
二人ともオンライン形式での研究会発表は初めてでしたが,有意義な質問やコメントを頂くことができたので,非常に良かったです.
発表を聞いて下さる方々の表情が見えないので,従来の対面での発表に比べると少しやりにくさを感じるところはありましたが,これからはオンライン形式の方が主流になってくると思うので,少しずつ慣れていきたいと思いました.