ライフログは日々の活動をデータで振り返り,自己管理や生活改善に役立てることを目的とするアプリケーションを指します. 本研究では人間が主体となって日々の記録を入力するライフログを取り扱います. ライフログサービスではデータの継続的な入力が重要です. なぜなら,データの母数がサービスの効用を左右し,あたらしい知見を生むには、多くのデータが必要だからです. よって,より多くの人に継続して利用してもらいたいところですが,入力の継続性は本人のモチベーションに大きく左右され,飽きる、面倒だ、効果が見えないなどの要因で利用をやめてしまうという問題があります. 実際,作業の記録を目的とするライフログサービスである,Work Support Serviceを研究室のメンバーに利用してもらいましたが,継続的な入力のモチベーションの維持が難しいが分かりました.