報告:中村 2020-03-18 (報告が相当遅れました)
2020年1月24日~25日に,京都で行われたウィンターワークショップ2020・イン・京都に中村が参加しました.
ウィンターワークショップとは,毎年1月,情報処理学会・ソフトウェア工学研究会が主催する合宿型のワークショップです.中村は毎年,サービスコンピューティングの研究者コミュニティで「サービス指向セッション」を企画しています.
今年の議題は,「サービスコンピューティングのこれまでのあゆみと今後の技術ロードマップ」ということで,これまでのサービスコンピューティング の歴史を振り返り,温故知新を行って,これから進めていくべき研究や技術の ロードマップを整理しようというものでした.
サービス指向アーキテクチャ(SOA)の概念が出てもうすぐ20年になりますが,その間様々な新しい技術が登場し, 実用化されたもの,廃れて忘れ去られてしまったもの,様々です. ワークショップでは,参加者各々が,これまでのサービスコンピューティング とどのようにかかわってきたか,その歴史を振り返るとともに,今後どうしていくべきかを 2日間で議論しました.今後の技術ロードマップは整理して,近い将来論文として まとめようということになりました.
中村が撮影した写真やスライドからワークショップの様子を紹介します.
ワークショップのオープニング.立命館大学・丸山先生のごあいさつ.
今年のサービス指向セッションの主旨.
サービスコンピューティングの歴史をざっと振り返ったものです. 色んな技術がありました.
有名なPapazoglou先生の論文.2005年のジャーナル論文です.
エンタプライズシステムのアーキテクチャもずいぶんと様変わりしました.
サービスコンピューティング国際会議(SCC)の歴代プロシーディングに掲載された 論文タイトルから作成したタグクラウド.時代を追うごとに注目されている キーワードの変遷が見られます. [添付] [添付] [添付] [添付]
今回の参加者の一部.2日目の最後に撮ったので一部の人は入ってません.
いつもは宿でナイトセッションですが,今年は居酒屋で懇親会でした. 京都駅近くの「竜馬」で軍鶏(しゃも)料理を食べました.
来年もまた参加できますように.