報告者:明石,大薗 2022-06-14
2022年6月9日~11日にADI2022が,対面とオンラインのハイブリットで開催されました.
ADIはAlzheimer’s Disease Internationalの略で,認知症の研究・診断・治療・ケア・サポートなどの幅広い分野の研究者が参加する,最も長く開催されている認知症に関する国際会議の1つです.
本会議には,メイン会場で行われるプレゼンテーション形式の発表と,その合間に行われるポスター形式の発表があります.
その中で,明石と大薗はポスター発表のセッションに対面で参加しました.
メイン会場では様々な発表が行われていました.
100以上のポスターが展示されており,自由に見たり話を聞いたりすることができました.
10日の夜にはバンケットが開催されました.
テムズ川を遊覧するクルージングで,ディナーを頂きながら他の参加者の方とたくさんお話しすることができました.
各参加者の発表内容は以下の通りです.
せっかくロンドンに来たので,会議の合間に観光もしました.
団体旅行ではない海外は初めてであったため,コミュニケーションが取れるのかどうか,学会ではきちんと自分の研究を紹介できるかどうかなど不安がたくさんありました.
さらに,神戸大学としてコロナ後初の海外出張ということで今後の学生が行きやすくなるように何事もなく帰るという使命も帯びていました.
結果的にはコロナにかかることもなく,スリやトラブルに遭うこともなく無事帰ってくることが出来ました.
学会などでも無事コミュニケーションをとることが出来,自信にもなりましたしとても良い経験になりました.
学会を紹介してくださった中村先生,現地でナビゲートしてくださった安田先生と徳永さん,準備を手伝ってくださった佐伯先生と雪上さん,関わってくれた皆様に多大なる感謝を申し上げます.
私は今回が初の海外でした.
そのため不安も多々あったのですが,参加者の皆様や現地の方々が優しく親切にしてくださったので,とても楽しく過ごすことができました.
実際に現地に足を運び,その土地やそこに住む人々と触れ合うことができたので,非常に貴重な経験になりました.
いまだ新型コロナウイルスの影響は大きいですが,これから少しずつ現地開催が増えていくと思うので,ぜひ他の学生にも同様の体験をして頂きたいです.
最後になりましたが,右も左もわからなかった我々のために様々アドバイスをしてくださった中村先生,一緒に参加し現地でたくさんお世話になった安田先生・徳永さん,お忙しい中準備を手伝ってくださった佐伯先生・雪上さん,一緒に行動し,困ったときには助けてくれて,かけがえのない経験を共にすることができた明石君,そして関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます.